ギャッベのプロが教えるギャッベ(ギャベ)のダニ対策と虫くい対策について

・ギャッベのダニ・虫対策教えて!【ラグ(ウール)のお手入れ方法】

結論 ギャッベのお手入れの基本は「お掃除」のみ!!!

ギャッベは、イランの遊牧民が長年伝統的に手織りで作ってきたラグで、独特なデザインや柄が魅力です。しかし、ウール(羊毛)を主要な素材として使用しているため、ダニや虫喰いに関する懸念があるかもしれません。適切なケアとメンテナンス方法を押さえれば、ダニ・虫の心配は無用です。この記事では、ギャッベやその他のラグに関連するダニや虫喰いの心配を解消するための情報をご提供いたします。

  ・イランギャッベとその素材

      >ギャッベの特徴と原料 

イラン産ギャッベは手結びで編まれ、自由なデザインや文様が特徴です。イランの遊牧民の女性は代々ギャッベの織り方を母から教わり、家畜の羊からとったウールを素材として作ります。ウールは天然素材であり、耐久性が高いため、長く使うことができます。

草木染めのギャッベ(ギャベ)のウール糸、たくさんの綺麗な色が作れる

      >ウール(羊毛)の特性

ウールは保温性や通気性、吸湿性があり、さらに耐久性が高いという特性を持っています。また、意外かもしれませんが、アレルゲン対策としても優れており、アレルギー体質の方にも適しています。 

      >他の素材との比較

ウール製のラグと化学繊維製のラグはそれぞれ異なる特徴があります。ウール製ラグは天然素材で、快適性や耐久性に優れていますが、虫くいのリスクがある一方、化学繊維ラグは虫くいされにくい反面、環境負荷が高いというデメリットがあります。

工場生産、環境配慮したギャッベ

  ・ウールラグとダニ・虫食い

      >ウールラグにおけるダニのリスク

ギャッベにおける「ダニの繁殖のリスク」は、ウールの特性に由来するものというよりは、適切なケアが行われないことに起因するもので、これは他の素材のラグにも同様のことが言えます。つまり、そのような絨毯、ラグでもお掃除をせずに放置していると、ダニが増殖してしまいますので気を付けてください。


      >虫が付きやすい状況や条件 

  • <高温多湿な環境>       ダニや虫は暖かく湿った環境を好むため、高温多湿な場所にラグを置くと虫が繁殖しやすくなります。換気したりよりこまめなお掃除をしてください。
  • <不十分な掃除やお手入れ>      ラグの掃除やお手入れが不十分な場合、ダニや虫にとって住みやすい環境が整ってしまいます。定期的な掃除機掛けや風通しをしてください。
  • <食べ物や飲み物のこぼし>      食べ物や飲み物のこぼれがラグに付着すると、それが餌となって虫が寄ってきます。汚れをそのままにしないようにしましょう。
  • <密閉した空間>      密閉された空間は湿気がこもりやすく、ダニや虫が繁殖しやすい環境になります。換気に配慮してください。
  • <長期間の保管 >      長期間ラグを使わずに保管すると、ダニや虫の増殖がより加速しやすくなります。定期的にラグの状態を確認し、必要であれば掃除機掛けや風通しを行いましょう。

      >ウールラグならではの強み

・イランのギャッベの通気性と湿気対策の利点

当店で取り扱うイラン産のギャッベは、通気性が非常に良く、湿気がたまりにくいため、ダニ対策には効果的な絨毯です。裏側をご覧いただきますと、表面と同じデザインなのを見ることができます。これは、裏面に糊付けなどの人工的な加工が施されていないため、通気性がまったく損なわれずに、ギャッベの中に湿気がこもりにくい構造になっています。

ギャッベ 裏面 ルリバフ 青
▲ホシナマイ( ルリバフ画像 )


裏貼り加工されたギャッベには注意が必要です。

日本に流通しているギャッベ風の絨毯には、ゴムやラテックス製の裏貼りが施された製品も散見されます。このような製品は、空気の通りが悪く、裏面に湿気がこもりやすいため、ダニやカビの発生につながる恐れがより高いです。その為、このタイプの絨毯の場合は、よりこまめに裏返して干すなどのお手入れが重要になります。

ポリエステル製の機械織りラグ
▲ポリエステル製の機械織り


<湿気対策と室内環境の関係>
湿気がこもりやすい室内の状況は、絨毯だけでなく、壁やフローリングなどにも悪影響を及ぼす可能性があります。特に梅雨の時期は、カビの発生などの点からも湿気対策を十分に行うことが大切です。天然の調湿機能を持つウール素材のイラン産ギャッベは適切な湿気対策と良好な通気性を保ちやすいので、ダニ対策に役立ちます。

  ・ギャッベ(およびラグ全般)選びで考慮すべきポイント

  • <素材の選択>     ラグを選ぶ際には、素材が重要な要素です。素材によって耐久性や手触り、メンテナンス方法が異なります。ウール、シルク、ポリエステル、ナイロンなど、用途や好みに応じた素材を選びましょう。
  • <実用性とデザイン性>     ラグは実用性とデザイン性の両方を兼ね備えることが理想です。耐久性やメンテナンス性を考慮しつつ、インテリアや好みに合ったデザインで毎日の生活の質を上げましょう。
  • <価格と品質のバランス>     予算を抑えた価格帯のラグを選ぶことも大切ですが、毎日見て触れるものでから、長い目で後々の生活を考えた時、品質とのバランスをよく考慮することをお勧めいたします。安価なランクの商品はどうしても品質が劣ることがありますので、使って心地良く、長持ちするものを選ぶことが結果的に経済的です。

  ・環境への影響

環境に配慮したラグ選びも重要です。製造過程での環境負荷が低い素材や、リサイクル可能な素材を選ぶことで、環境に優しい選択ができます。また、製品の寿命が長いほど、環境への影響も小さくなります。この点、イラン産のギャッベは最適な商品と言えるでしょう。

  ・ラグのダニ・虫喰い対策

      >定期的な掃除とメンテナンス

ダニや虫くいの発生を抑えるためには、汚れを溜め過ぎない事も重要です。掃除機でラグをこまめに掃除し、定期的に風を通すことで湿気を取り除きましょう。汚れが気になってきた時や、一定期間ごとにプロのクリーニングサービスを利用するのも効果的です。

オリエンタルムーンでは、3つのコース+オプションから選べるクリーニングサービスも提供しています。責任を持った自社での作業のため、低価格でスピーディな仕上がりが定評です。手軽にギャッベのお手入れを依頼することができます。クリーニングのページは以下からご覧ください。▼
ギャッベクリーニング じゅうたん、カーペットクリーニング専門  

      >適切な保管方法

ラグを保管する際には、次の適切な方法に配慮してください。まず、湿気の少ない場所で保管すること、出来ればラグは折らずに巻いて寝かせておくか、立て掛けることが望ましいです。また、防虫剤(ムシューダなど)を使用することで虫の侵入を防ぐことができます。


       >ダニ・虫くい防止の専用製品の活用

市販のダニや虫くい防止用品を活用することも効果的な対策です。スプレータイプやシートタイプの防虫剤をラグに使用することで、ダニや虫くいの被害を抑制できます。ただし、使用方法をよく確認してラグに悪影響を与えないようにしてください。

・まとめ

ギャッベは織り目が詰まっているため、掃除機でのお手入れが簡単であり、ゴミやホコリが入りにくいため、ダニ・虫くい対策に適したラグと言えます。
さらに安心して使用するために、たまに水拭きを行うことも効果的です。これにより、ギャッベに付着した皮脂や古くなった角質などの有機物を取り除き、快適な状態を維持できます。

当店公式ユーチューブでは、ラグの水拭き方法に関する説明動画をアップロードしています。この動画を参考していただくと、正しい手順で水拭きを行うことができます。適切なケアを行い、ラグを清潔に保ち、長持ちさせてください。

部分的に汚した場合などは、合わせてこちらも参考にしてください▼

 

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