【事例動画あり】ペルシャ絨毯(ウール・340×250cm)クリーニング|推定20年以上・虫食い

2026年3月16日
クリーニング事例|ペルシャ絨毯

ペルシャ絨毯クリーニング事例|虫食い・ほこり・340×250cm

ペルシャ絨毯クリーニングの事例です。虫食いのある大型ウール絨毯を、乾式除塵・手洗い丸洗い・送風乾燥で整えた判断と工程をまとめます。

素材ウール サイズ340×250cm 年数20年以上 状態虫食いあり 対応洗浄のみ

大型ペルシャ絨毯の洗浄判断・工程・注意点を、現場目線で整理しています。

今回の結論と判断

今回は「補修」より「洗浄優先」が適切でした

今回のペルシャ絨毯は、20年以上使われてきた大型サイズです。主な問題は表面汚れより、毛足の奥に残ったほこりと、部分的な虫食いでした。

虫食いで失われたパイルは、洗浄だけで元に戻りません。そのため今回は無理に見た目を作り込まず、衛生面と風合いを整える洗浄を優先しました。

洗浄でできること / できないこと 洗浄で改善しやすいのは、ほこり・粉じん・軽いくすみ・こもった臭いです。虫食いそのものの欠損補修は別工程になるため、今回の対応範囲とは分けて考えます。

今回の絨毯情報

種類
ペルシャ絨毯(イラン/推定)
素材
ウール
サイズ
340×250cm(大型)
推定使用年数
20年以上
主な症状
ほこりの蓄積、虫食いあり
施工内容
乾式除塵(ダスティング) / 手洗い丸洗い / 送風乾燥
補修対応
今回は洗浄のみ

クリーニング工程

ペルシャ絨毯クリーニングで重視した3工程

  1. 乾式除塵(ダスティング)
    まず乾いた汚れを先に抜きます。ほこりを残したまま洗うと、泥状になって奥へ入り込みやすく、仕上がりが重たくなります。
  2. 手洗いで丸洗い
    経年ウールは反応が不安定なことがあります。素材の負担と洗浄力のバランスを見ながら、無理な圧や過度な薬剤に頼らず進めます。
  3. 送風乾燥
    大型絨毯は洗う作業より、乾かし切る工程が重要です。水分だまりを残さず、均一に乾燥させることで、臭い戻りや風合いの乱れを防ぎます。

大型サイズで特に重要だった点

340×250cmクラスの絨毯は、作業そのものより乾燥管理で差が出ます。端と中央で乾き方がズレやすいため、全体を均一に仕上げる段取りが必要です。

また、掃除機だけでは抜けにくい細かな粉じんは、見た目以上に蓄積しています。表面がきれいでも、内部に汚れが残っているケースは少なくありません。

お渡し前の注意点

虫食いは「増やさない」視点が大切です

虫食いは家具の下や壁際など、動かさない場所で進みやすい傾向があります。年に数回、向きを変える・端をめくって裏を見るだけでも、早期発見につながります。

掃除機は速さより、ゆっくり均一が基本です

表面を速く往復するより、毛並みに沿ってゆっくり動かすほうが効率的です。大型絨毯ほど、端から端まで均一にかけることで、ほこりの偏りを減らせます。

作業動画

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