カーペットの洗濯方法ってどうされていますか?自宅で簡単に出来るカーペット洗濯の方法について紹介します。
カーペットはリビングや寝室などで快適さやインテリア性を高めるアイテムですが、汚れや臭いが気になりませんか?
掃除機で表面のほこりやゴミを取り除くだけでは不十分で、定期的に洗濯したり、お手入れしたりすることが大切です。
しかし、カーペットの洗濯は大変そうだし、面倒だと思っていませんか?
今回は、自宅で簡単に出来るカーペット洗濯方法を紹介します。カーペットを洗濯して快適な生活空間を手に入れましょう!
※この記事は化学繊維のカーペットのお手入れ方法です天然繊維ウールなどのお手入れ方法は下の記事で紹介しています。

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■ カーペットの洗濯ってそもそも必要?

カーペットの洗濯を何故しなくてはならないのか、洗濯の頻度について紹介します。
大きい家具の下敷きになっていたり、大きい上に動かすのが面倒になったりで設置後結局何もできていないっていう方も多いと思います。
しかし、毎日の生活のなかにあるものですから、気づかないうちに汚れやほこりがたまっていきます。また、カーペットが汚れていると、見た目だけでなく、健康面にも影響が出てきます。
何故洗濯が必要なのかしっかりお伝えしていきます。

ーカーペットの洗濯を行う重要性

カーペットの洗濯をなぜ行わなければならないのか?その理由は以下の2点があります。

  • 汚れていると見た目が悪い
    カーペットは、部屋のインテリアとしてだけでなく、足元を暖かくしたり、床に座ったり寝転んだりするときに快適さを提供してくれるアイテムです。
    しかし、使っているとホコリや汚れが蓄積されていきます。特にペットや小さな子どもがいる家庭では、食べ物や飲み物をこぼしたり、毛や皮脂が付着したりすることも多いです。
    せっかく購入時、色を気に入って購入したもののすぐに色がくすんでしまい、見た目が悪くなってしまいます。
  •  健康面に影響を及ぼす
    カーペットにはダニやハウスダストなどのアレルゲンが繁殖しやすく、これらが呼吸器や皮膚に刺激を与えてアレルギー症状を引き起こすことがあります。
    また、カーペットに付着した汚れや臭いは空気中に拡散し、部屋全体の空気環境を悪化させるきっかけにもなります。


これらの点は、カーペットを洗濯することで、問題を解決してくれます。
カーペットを洗濯すると、汚れやほこりはもちろん、ダニやハウスダストなどのアレルゲンも除去することができます。

また、汚れでくすんだ色合いも洗濯によって明るくなり、部屋全体の雰囲気を明るくし、心地良いものにしてくれます。

ーカーペットの洗濯を行う頻度

カーペットの洗濯を行う頻度は、一般的に季節の変わり目に合わせて3ヶ月に1回程度が目安とされています。

ただし、小さなお子様やペットがいる場合などご自宅の使用環境にもよるので、汚れや臭いが気になったら都度洗うのでもいいでしょう。日頃からちょっとした掃除を習慣にするだけでも、洗濯頻度を減らせます。

カーペットの掃除方法は簡単です。掃除機をかけるだけでも効果的ですが、より効果的な方法は以下の通りです。

  • 水拭き
    固く絞った雑巾で水拭きをしてから乾拭きをします。
    汚れがひどい場合は中性洗剤を水に混ぜて使います。洗剤を使った場合はすすぎを忘れずにしましょう。
  • 重曹
    重曹と水を混ぜた重曹水をスプレーボトルに入れます。それをカーペット全体に満遍なくかけて数時間乾燥させます。
    乾燥の後、汚れを取るため掃除機でしっかり吸い取ります。ちなみに、重曹は臭いや汚れを吸着してくれますが、毛足の長いカーペットには不向きなので注意が必要です。
  • 天日干し
    カーペットを日光に当てることでダニや菌を退治することができます。干す前に掃除機をかけておくと、さらに効果的です。干した後はダニの死骸を吸い取るため、もう一度掃除機をかけることをおすすめします。

これらの方法は、洗濯する前の下準備としても有効です。カーペットの汚れや臭いを軽減することで、洗濯の効果も高まります。

■カーペットの洗濯を自宅でする方法

カーペットの洗濯を自宅でする方法を紹介します。

カーペットの洗濯を自宅でする方法は、洗濯機を使う方法とお風呂場で手洗いする方法があります。

どちらの方法もカーペットの素材や大きさ、汚れ具合、お家で使っている洗濯機のサイズなどによって選ぶ必要があります。ご自身の身の回りの状況に合わせて行ってみてください。

 

ー洗濯機を使う方法

カーペットの洗濯に洗濯機を使う方法を紹介します。洗濯機を使うと、手間がかからずに簡単にカーペットを洗濯できるため便利です。しかし、洗濯機で洗うことを禁止しているカーペットも多くあります。

洗濯表示をしっかり見てから洗濯機で洗うよう注意してください。

手順

  1. カーペットを洗濯機に入れる 
    傷をつけたくない場合は布団用の目の細かい洗濯ネットを使って洗うのがおすすめです。

  2. 洗濯機の電源を入れ、コースを選択する
    洗濯コースは流が強すぎるとカーペットが傷ついたり、型崩れしたりする可能性があります。
    そのため、毛布コースやデリケートコースなど、水流が弱くて回転数が少ないものを選びます。
    また、脱水の際は、脱水時間が長すぎるとカーペットが傷ついたり、型崩れしたりする可能性があるため、短時間で行います。

  3. 洗剤は液体タイプを使用する
    粉末タイプのものは溶け残ってカーペットに付着する可能性があるため、液体タイプを使用するのをおすすめします。

  4. 風通しの良い場所で陰干しする
    直射日光に当てると色あせしたり縮んだりする可能性があります。
    そのため、洗濯機で洗った後は、水切りしてから風通しの良い場所で陰干しします。また、陰干しするときはカーペットの形を整えてから干すとよいでしょう。

 

ーお風呂場で手洗いする方法

カーペットの洗濯をお風呂場で手洗いする方法を紹介します。洗濯機と比べ、サイズも種類も問わずカーペットを洗うことが出来るメリットがあります。しかし、洗いや脱水に手間や労力、時間がかかるといったデメリットもあるため実施する際は、体調面と相談して実施することをおすすめします。

手順

  1. カーペットを掃除機にかける
    カーペットの汚れや臭いの原因となるダニやハウスダストなどを掃除機で吸い取り、洗う際に汚れを落としやすくします。

  2. カーペットに付着した汚れやシミを中性洗剤で軽く落とす
    カーペットをお風呂場にもって行く前に、付着した汚れやシミを軽く中性洗剤で落とすとよいでしょう。中性洗剤を水に溶かしてスプレー容器に入れて使うと便利です。

  3. 浴槽にカーペットを入れる
    浴槽にカーペットを入れ、お湯と洗剤を入れましょう。お湯の量は、カーペットが浸かる程度で十分で、お湯の温度は、ぬるま湯ぐらいで大丈夫です。
    また洗剤は洗濯で使用可能な酸素系漂白剤を使用すると色落ちする心配もないためおすすめです。漬けおきの時間は1時間ぐらいを目安にするとよいでしょう。

  4. カーペットを踏み洗いする
    漬けおきが終わったら、カーペットを浴槽内で踏み洗いしましょう。踏み洗いとは、足でカーペットを踏んだり、蹴ったりすることで汚れを落とす方法です。
    踏み洗いの時間は10分~15分程度行うとよいでしょう。

  5. カーペットをすすぎ洗いする
    浴槽からカーペットを取り出し、すすぎ洗いをしましょう。もし、カーペットを浴槽から取り出すのが難しいようだったら浴槽内で行っても構いません。
    すすぎには冷たい水を使って、踏み洗い同様足でカーペットを踏んだり、蹴ったりして洗剤や汚れを流しだします。すすいだ水から洗剤が出てこなくなったら完了です。

  6. 風通しの良い場所で陰干しする
    直射日光に当てると色あせしたり縮んだりする可能性があります。そのため、洗濯後は風通しの良い場所で陰干しします。
    なお、水切り後水切りはタオルやバスマットなどを使うと楽にできます。また、陰干しするときはカーペットの形を整えてから干すとよいでしょう。

 

■  カーペットの洗濯が自宅でできない場合は?

カーペットの洗濯が自宅でてきない場合、どうやって洗えば良いでしょうか?

例えば、カーペットが大きすぎて洗濯機に入らない場合や、カーペットの素材がデリケートな場合などがあります。そんな時の対処方について紹介します。

 

ーコインランドリーで洗濯する

自宅の洗濯機に入らないカーペットでも、コインランドリーなら洗濯することができます。コインランドリーには大型の洗濯機や乾燥機がありますので、カーペットを丸めて持ち込むことができます。ただし、コインランドリーでカーペットを洗濯する場合には以下の注意点に気をつけましょう。

  • 洗濯表示を確認する
    洗濯機で洗うとき同様、洗濯表示をしっかり確認しましょう。
    カーペットの素材や色落ちによっては、洗濯することができない場合があります。色落ちする可能性がある場合は、他の衣類と一緒に洗わないようにしましょう。
  • コインランドリーの料金体制や営業時間を確認する
    コインランドリーの料金体制や営業時間についても事前に調べておくことが大切です。
    カーペットは重量やサイズによって料金が変わる場合があります。また、乾燥にも時間がかかるため、営業時間内に受け取れない場合があります。
  • コインランドリーの衛生面に気をつける
    せっかくカーペットをきれいにしようとしてコインランドリー持って行っても、前の利用者が残した汚れや毛などが残っている場合もあります。
    コインランドリーに入れる前に、洗濯機内をしっかり確認し、汚れを拭き取ってから使用しましょう。

 

ーカーペット専門のクリーニング店や業者に依頼する

近くにコインランドリーがないけど家でも洗えない、大事なカーペットだから丁寧に洗いたいなど自分で洗うのが困難なときは、カーペット専門のクリーニング店や業者に依頼するのも一つの方法です。

カーペットの種類や素材に応じた適切な洗浄方法を行ってくれることはもちろんのこと、汚れやシミだけでなく、ダニやホコリなども除去してくれます。

さらに、乾燥や仕上げの工程も丁寧に行ってくれますので、カーペットの風合いや色合いを保つことができます。

自分で洗うのが難しいとされているギャッベ素材の絨毯についても、ギャッベ専門のクリーニング店や業者がありますので、そちらに相談してみると良いでしょう。

カーペット専門のクリーニング店や業者に依頼する場合には以下の点に注意しましょう。

  • 時間に余裕を持つ
    ほかの方法と比べ、カーペットのクリーニングに出してから受け取れるまで時間がかかります。
    そのため、クリーニングに出したい場合は余裕をもってだすとよいでしょう。また、クリーニングに出す前は一度カーペット専門のクリーニング店や業者に問い合わせすることをおすすめします。
  • 料金をしっかり確認する
    カーペット専門のクリーニング店や業者に依頼すると、ほかの方法と比べ丁寧なクリーニングを行ってくれますが、料金がかかります。
    業者によって、金額やサービスが異なるため、クリーニングに出す前は一度カーペット専門のクリーニング店や業者に問い合わせし、可能であれば複数の業者から相見積もりを取ると良いでしょう。

 

まとめ

今回は自宅で簡単に出来る化学繊維のカーペット洗濯の方法について紹介しました。

化学繊維のカーペットの洗濯は、自宅で手軽にできる場合と、難しい場合があります。洗濯が難しい時は、コインランドリーやカーペット専門のクリーニング店を利用する方法が考えられます。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、カーペットの状態やご自身の予算に合わせて選ぶことが大切です。

カーペットのメンテナンスを定期的に行うことで、その寿命を延ばすことができます。化学繊維のカーペットをお持ちの方は、是非この方法を試して、清潔で快適な生活を送りましょう。



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