ペルシャ絨毯（ナイン）　206×76cm（NU-220326）

【特徴】 イラン中央部イスファハン州にある乾燥したカビール沙漠にある町です。ナインの絨毯はイスファハン絨毯の影響を受けているため作風や風合いに共通点が感じられます。緻密な織りとデザインの美しさ、耐久性、芸術的価値が、世界中で高い評価を受け、多くの家庭やコレクターに愛されています。 【デザイン】 古くナインの絨毯は暗めの色調を主流としていましたが、ハビビアン工房が現れると、アイボリーを基調とした明るいカラーに変化しました。そして、現在ではナインといえばハビビアンのデザインが代名詞となっています。 【制作】 ナインの絨毯はペルシャ結びで、横糸（ダブル・ウェフト）には主にコットンが使用されます。縦糸はコットンが多く、シルク製も見られます。独自のランク分けがあり、上から順に「チャハール（４）ラ」「シシ（６）ラ」「ノー（９）ラ」とされ、数字は縦糸の撚りの数になり、数字が小さくなる程、糸が細く織りが細かくなり上等品とされています。